きっと君は今、僕を思い出している
首を傾げて、僕を思い出している
友達とコッチを見ている
そして思い出したように、しっぽを振るのでした
鼻の頭をフニっと曲げる癖
そうだ君はあの時のまま
僕もすっかりジジイになったよ
お互い往年だ、とか言いながら 頭をがしがし撫でるのでした
また会えたよ
さあ散歩に行こう
雲の上みんなで
懐かしい話をしよう
ここなら車も居ないから
赤い紐も要らないから
君の後ろを安心して
僕も歩いてゆける
たまに振り返って
※ついに我慢出来ずに買っちまった