ねぇちゃんと 久しぶりに 枕を並べて 寝た 天井を見つめ いろんな話を したんだ 外を吹く ゆうべの風は 心なしか やさしく澄んでた なぜか子供の頃 母親と 手を繋いで歩いた あの土手に吹いていた風と 同じ匂いがした
天井が高くなる やがて消えて 無数の星 その一つが またたく 横を見たら ねぇちゃんが静かに泣いていた それをみて 俺も泣いた