May 11, 2004

まくら

ねぇちゃんと 久しぶりに 枕を並べて 寝た
天井を見つめ いろんな話を したんだ
外を吹く ゆうべの風は 心なしか やさしく澄んでた
なぜか子供の頃 母親と 手を繋いで歩いた
あの土手に吹いていた風と 同じ匂いがした

天井が高くなる やがて消えて 無数の星
その一つが またたく
横を見たら ねぇちゃんが静かに泣いていた
それをみて 俺も泣いた

Posted by aristrist at May 11, 2004 02:00 AM | TrackBack
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